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2025.09.20
子どもが「自分で考えて動ける子」に育つ仕組み作りとは?
言っても言っても子どもは動いてくれない。
片づけをしない、時間を守れない、やるべきことを後回しにする…。
そんな毎日が続くと、「このままでこの子、大丈夫なのかな」という不安さえ湧いてきます。
ここで少し考えてみてほしいのです。
もしかしたら、子どもが動かないのは、反抗しているからではなく、ただ「どう動けばいいのか分からない」だけなのかもしれません。
私たちが目指すのは、『子どもが自然と動く仕組みづくり』。
これは子どもを思い通りにコントロールする魔法のようなテクニックではありません。
一人ひとり違う子どもの特性をきちんと理解して、「これならできる!」という道筋を一緒に作ってあげる、子育てのコーチングです。
例えば、「部屋を片づけなさい!」と漠然と指示されても、子どもは何から手をつけていいか分かりません。
でも、「この赤い箱にはミニカーを入れようか。青い箱にはブロックを集めてみよう!」と、具体的なゴールとやり方を教えてあげたらどうでしょう?
子どもはゲーム感覚で、楽しみながら片づけを覚えることができます。
時間を守るのも同じです。
「あと5分で公園から帰るよ!」と口で言うだけでなく、スマホのタイマーを見せて「この音が鳴ったら帰ろうね」と視覚的に約束する。
そうした小さな工夫の積み重ねが、「言われたからやる」のではなく、子どもが「自分で考えて動く」ための土台になっていきます。